とらやぎ日記

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健康、習慣・時間管理、お金、ブログ、小さなことからコツコツ勉強中。

「誰も教えてくれない お金の話」(マンガで学ぶ)【書評】

とらやぎです。書評です。

 

著:うだひろえさん

タイトル:「誰も教えてくれない お金の話」

概要

読みやすさ

ほとんどがイラストで構成されていて、「読書が苦手!」という人にもオススメ。楽しみながら読めました。

あらすじ

普段からこまめに電気を消したり、スーパーはお買い得な日にまとめ買いするなど、がんばって節約しているのに、なぜかお金が無い!

そんな普通の主婦が、いろんなお金の困難に見舞われながら、周囲の人に話を聞いて、少しずつお金について知っていく。という内容です。

感想

私が特に目からウロコだったのは、公的保障の部分です。今まで何も知らずに健康保険や年金を給与から天引きされていたわけですが、この本を読んで役立つ保障であることを初めて知りました。公的保障ってスゴい!

 

あと9割がマンガなので、普通に楽しく読めました!自営業の夫婦2人家族という設定なのですが、夫の落ち着き具合と奥さんの慌て具合がいいバランスで、登場人物も個性的な人が多く、楽しませていただきました。

勉強になったところ

1.節約のキホン

  • 家計簿をつけないと、節約している「つもり」で出来ていないことがある
  • 家計簿を簡単につけるには「レシートを項目ごとに分ける」
  • 家計簿を簡単につけるには②「月イチでまとめて計算」
  • 家計簿を簡単につけるには③「ペットボトルの下半分にレシートを保管」
  • 家計簿を簡単につけるには④「10円単位は切り捨てる」
  • 「先取り貯蓄」収入から、先に貯金分を引いておく
  • 貯金額は収入の2割。金額ではなく「割合」で決める
  • 項目ごとの予算も割合で決める
  • 固定費削減が節約のキホン
  • 携帯電話・ケーブルテレビ・電気アンペア数

2.利益を増やす考え方

  • バランスシートをつけてみる「貸借対照表」のこと
  • 資産を増やす・・・売ればお金になるもの
  • 負債を減らす・・・借金やローンのこと
  • 家計簿とバランスシートをつけて「価格」と「価値」を見極める

3.賃貸より購入の方が得なのか

  • 3000万円を35年で金利3%で借りた場合の利息=>1800万円
  • 金利には、固定金利と変動金利がある。それぞれ一長一短
  • 物件購入時にかかる物件以外のお金は、物件のおよそ5%~10%
  • 物件購入後にかかるお金:固定資産税、都市計画税、上下水道負担金、修繕積立金、団体信用生命保険料など
  • 住宅ローン控除で所得税を減額できる
  • 得する買い物は「価格が家賃の200倍以内」。同じ間取りの賃貸と比較する

4.お金に苦労しない生き方

  • どんなにお金があっても「お金の正しい扱い方」を知らないと無くなる
  • 車の運転と同じように、使い方を知らないと不安なまま運転するはめになる。
  • 投資:払ったお金以上の価値を生むもの
  • 消費:払ったお金と価値が同等
  • 浪費:払ったお金より低い価値
  • 浪費を減らし、投資を増やすのがキホン
  • お金を使うのにリスクはつきもの。勉強でリスク回避できる
  • 「気づく→勉強する→知識を得る→実行する」この繰り返しが大事
  • なにかあっても対応できるリスク管理ができれば、不安から解消される

5.保険で安心は買えるのか

  • 保険には公的保険と私的保険がある
  • 公的保険:健康保険、年金、介護保険、雇用保険、労災保険など
  • 私的保険:民間の保険会社
  • 健康保険の高額療養費制度は、月の支払い上限額を数万円~十数万円とし、残りは戻ってくるありがたい制度
  • 会社員・公務員の保険料は、半分は会社が負担している
  • 300万円あればおおよそのことには対応できる
  • 怪我の際、会社勤めなら「傷病手当金」として1日につき日給のの2/3が支給されるため、医療保険は少額で良い
  • 貯蓄もあり、公的保険の保障で充分ならば、私的保険に入る必要はない
  • 公的保障を把握した上で、家庭の変化に合わせて保険の見直しをする

意外と知らない!?公的な医療保障

公的保障はこんなにたくさん。

・医療費自己負担額軽減:医療費のうち7割を健康保険が支払い、窓口での患者負担は3割に抑えられている。(乳幼児は2割、70歳以上の自己負担は1割または3割)

 

高額療養費制度:医療費の患者負担額が高額になる場合、一定の自己負担額を超えた部分を払い戻してくれる制度。

 

出産育児一時金:子供を出産した時に支給される。一人につき42万円支給される。

 

傷病一時金:病気や怪我で働くことができない期間(4日目以降)1日につき二級の2/3が支給される。期限は通算1年6ヶ月間まで。

 

出産手当金:出産のため会社を休み、働くことができない期間(出産予定日以前42日~出産後56日まで)1日につき日給の2/3が支給される。

 

介護保険:40歳以上が全員加入。介護が必要と認定された時、費用の1割を払って介護サービスを受けることができる。

 

雇用保険

  1.失業給付金:失業した際に給付される。通常、直前6ヶ月の賃金の50~80%を支給。

  2.育児休業給付金:産休後、子供が満1歳を迎えるまでで、休業前賃金の50%相当が支給される(1歳を超えるまでに職場復帰した場合は支給されなくなる)

※休業前2年間に、1ヶ月につき11日以上働いた月が1年以上あることが条件。

 

労災保険:仕事中や通院途中で起きたケガや病気に対して、治療費や賃金保障をしてくれる。保険料は事業主負担。

 

年金:老齢年金、遺族年金、障害年金の3種類がある。病気やケガを保証してくれる障害年金は、保険料を年金加入期間の1/3以上滞納していなければ、障害の等級に応じて支給を受けることができる。

6.老後の不安

夫婦の年金受給額のイメージ

  • 自営業:約13万円(国民年金のみ)
  • 夫のみ働き妻専業主婦:約23万円(夫は厚生年金)
  • 共働き:約33万円(2人とも厚生年金)

老後の資産づくり

  • フロー収入:給与など
  • ストック収入:銀行からの利息、不動産収入など
  • 老後はストック収入を得られるよう、少しずつ勉強したほうが良い

7.子供を育てるのに必要なお金

出産でもらえるお金

  • 出産一時金:42万円
  • 出産手当金:産休(産前42日~産後56日まで)
  • 育児休業給付金(最大で子供が満1歳になるまで)

出産にかかるお金

  • 入院・分娩費:約40万円
  • 出産準備金:約10万円

児童手当

  • 0歳~中学生まで、月額1万円~1万5千円が支給される制度

1年間にかかる学習費(公立)

  • 小学校:約31万円
  • 中学校:約48万円
  • 高校:約52万円